さらには、胸騒ぎの担任、胸騒ぎの家庭教師、胸騒ぎの運動会etc.

はげしく同意w。

ちょっと思い出したのですが、以前どこかでこんな自我持参のコメントある方に書いたことがあります。

家庭教師はやっぱりこわいですよね。私がもし親ならそう思います。私はそれがよくわかっていたので、いつでもやめさせてもらってもよいし、理由は要らないですって先に言っておきました。相性があるんだろうと思う。参考として、家庭教師がその家庭の親にもきちんと話しをすることができて説明することができるかってところに注目するのが良いと思います。親と子ども、つまり、家庭全体を納得させるような雰囲気を持っているかどうかですね。それって相性かもしれませんからね。それから、子どもがその家庭教師の話を聞くときの目つきとか姿勢とかですね。最初っから親しみを持てないようではあとがなかなか大変だと思います。私の場合、まず、最初に両親と全ての子ども(教える子以外も含む)の前で、自分のやり方と考え方を説明します、それから、教える子に「僕でもいいかな?僕以外にももっと素晴らしい人もいるかもしれないけど、それでも僕でもいいの?」って確認しますね。そのときの目が好奇心ありありで楽しそうな目をしていたら、あ、いけるな、って思うんです。殆んど受け持った子はそうでしたから、単に恵まれていただけなんだと思います。

男の子には女の人の家庭教師はいいかもしれませんね、やる気がちがいますからw。男同士の場合はやっぱ一緒に行動するこをしないとなかなか固い信頼関係にならないかも。私の場合は、家庭教師の時間以外に、一緒に図書館に勉強しに行ったり、一緒にご飯食べに行ったり、大学に連れて行って、ロビーとかいろんなところで勉強したり、一緒に全国模試受けに行ったりw。で、受けたその日に一緒に帰って勉強するんです。ファミレスとかで。検討会ですね。分からない問題の対処の仕方とか時間の使い方とか、同じ問題を私も受けているので、素直に聞いてくれるんですよ。「僕が解けない問題は東大生でも解けないってことなんだから、こういう問題見たら無視していいんだよ。こんなのは時間かけずに適当に書いておけばいいんだよ」とかね。5科目私も全部受けるんで、「英語の先生は英語だけ勉強してればよいようにいうけど、僕らはそれ以外も勉強しなくちゃいけないんだよ。えらそにいうんじゃねー」という言い訳はできないわけでw。一科目でも私に勝ったら焼肉食い放題とかの約束ももちろんしていますw。負けたことはないのですが、こっちも必死ですから。いつも勝負です。僕は、全国模試で大体10位以内くらいには入ってしまうんで、負けませんよ。試験マシーンですから、その辺りの先生方にも負けないと思いますw。パターンの積み重ねです。このパターンを知るためにはやっぱり一緒に受けたその問題を数回検討すれば、普段勉強することの範囲がよくわかってくる。そうすると、見る見るうちに点があがるので、おもしろくなってきて、あとは、ほっといても本人がやり始めるので、その子の時間数は減らして他の子に回します。そういう感じでやってきました。

とにかくおもしろかったです。あの頃は楽しかったなあ、ということで思い出を書いてるうちに長くなりました。やっぱり、どういう人と接するかというのはとても重要なことだと思います。お子様がすばらしい人に出会うよう願っております。

やっぱ受験生の立場に立ってみるというのは、頭だけで実行しようとしてもなかなか理解してもらえません。やはり彼らと同じ時間制限の下で同じ問題を解いているというお互いの一体感は、かなり有効だと感じます。試験が得意な奴がどういう視点で問題を読んでいるのかとか、どういう時間配分をしているのかとか、分からない問題にどう対処しているのかということを同じ問題を通して理解していくことができるからです。偉そうに講釈をたれるだけではなかなか聴いてもらえないんですよね。実力の程をある程度は見せ付けておかないといけませんw。それから、自分にも解けない問題があるってことをさらけ出すのは恥ずかしいことかもしれませんが、権威を低下させるというよりはむしろ、信頼を得ることもできます。とくに大学入試問題の二次試験なんて、高校の先生だからって満点取るのは難しいってことも生徒に分かってもらうことも大切です。

とかなり自画自賛してるよなあ。いやでも天職か?と思うくらい楽しかったんですよ。
内から外へ(例えば家から学校へ、学校から社会へ)(外から内へというのもありますが)の不安感はともに内から外へ実際に寄り添って行動することで内と外が連続的に捉えられるようになることもあり、内と外が緩やかに繋がった上での不安感は解決できるような気がすることがあります。能力を引き出す教育がプロの先生の役割ならちょっと中途半端な家庭教師という微妙な立場の役割はこういう繋ぎをすることなのではないかと、そこに面白みを感じたのかもしれません。
で、まったく関係ないのですが、一緒に学校見学に行ったり悩みを共有していらっしゃるせろはんさんのそういう行動自体、繋ぎの部分を充分果たしていらっしゃるように感じられるので、長男さんが不安感はなんとか解消されそうなそんな気になっているのではないでしょうか。もしそうだとしたら共に行動し、そして悩んだそういう時間は実は重要で、あとで様々な情報を用いて選択決定する場合に効いてくるような気がするんです。なんだか抽象的な気休めですいません。ふとそういうことを思いました。

てめー自身のことはどうなんだよー、と突っ込み入りそうですが、自分のことになると悩みますw。が、大人なんで結果を出して自分を納得させていくしかないです。あ、身も蓋も無いw